ルーツは群馬県館林市の茂林寺に伝わる伝説
江戸時代の赤本や絵本に、茶釜から顔や手足を出した狸の姿や傘を持って綱渡りをする姿
がデフォルメされたことによって、そのイメージが広範にそして甚だしく笑話化されて伝えられてしまった。
もともとは狐の恩返しをテーマにしたものであり『日本昔話大成』の中の「狐と博労」、「狐遊女」と
同種の昔話である。
そのルーツは群馬県館林市の茂林寺に伝わる伝説で、茂林寺には現在も狸が化けたとされる
茶釜が伝わっている。茂林寺にある茶釜は、1394年から1428年の間に住職であった
守鶴が愛用した茶釜で、一度水を入れると、一昼夜汲み続けても水がなくならないという
伝説が伝えられている。
「分福」という名の由来については諸説ある。
この茶釜はいくつもの良い力を持っていたが中でも福を分ける力が特に強くかったことに由来し、
「福を分ける茶釜」という意味から分福茶釜と呼ばれるようになったという説
や水を入れると突然「ぶくぶく」と沸騰することから「ぶんぶく」となったのではないかという説もあるが、
どれが本当かははっきりしていない
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