冬の湖岸
猪苗代湖の冬の湖岸はメランコリックながら美しい
暗い湖面に南の方から明るい光が差し、独特の風景をつくる。
特に湖岸に広がるハンノキの風景は好きだ、猪苗代湖の湖畔、長浜の周辺には見事なハンノキの群落が見られる。
ヨーロッパの絵画にも特に16世紀以前の絵画にこのハンノキの風景がよく描かれている。くねった手のように伸びるハンの木の枝先、
中世絵画の暗い画面にハンノキは不気味さを演出する
ものとしてよく用いられている。その姿は妖怪がやどる、恐い顔をした木のイメージに繋がる。
ハンノキの語源は畔(はん)の木、つまり湖畔や」川の河畔に育つ木という事らしい。
会津盆地の古代社会もこのハンノキが多く茂った湿地だったといわれています。
開墾がすすむと他の畦に等間隔に残されあるいは植えられて、稲わらを干す木として利用されたらしい、
2009年12月19日 撮影
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2010年2月27日 撮影